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情報の確認日:2026年10月3日(規約・制度・法令の情報は、この日に公式サイトで確かめました)
アダルトサイトを Google 検索で見つけてもらうには、Google の2つの決まりを知っておく必要があります。利用者が露骨な表現を含む検索結果を除外できる「セーフサーチ」と、検索結果を操作する行為などを定めた「スパムに関するポリシー」です。
Google は、ポリシーに違反しているサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあるとしています。この記事では、Google 検索ヘルプと Google 検索セントラルの説明をもとに、しくみと気をつけることをまとめます。
この記事は、ASP・サーバー会社・国などの公式の情報をもとにまとめたものです。規約や法律、報酬の条件は変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。
この記事の内容
- セーフサーチの3つの設定
- セーフサーチで除外されるもの
- アダルトアフィリエイトと関係が深いスパムポリシー
- 削除の対象が多いサイトの扱い
- 「手動による対策」を受けたとき
1. セーフサーチの3つの設定
セーフサーチは、ヌードや露骨な表現を含むコンテンツ、暴力的なコンテンツなどを、Google 検索の結果から除くための設定です。選べるのは「フィルタ」「ぼかし」「オフ」の3つです。
| 設定 | 検索結果での扱い | 初期設定になる場合 |
|---|---|---|
| フィルタ | 露骨な表現を含む検索結果をすべてブロック | 利用者が18歳未満の可能性があると、Google のシステムが検出した場合 |
| ぼかし | 露骨な画像にぼかしが入る。テキストやリンクは、検索語句に関連すれば表示されることがある | 「フィルタ」が適用されない場合 |
| オフ | すべての検索結果を表示 | ― |
保護者や学校はセーフサーチをロックでき、一部の公共 Wi-Fi では強制的に適用されます。設定と管理のしかたは、国や地域の法律によって異なります。
また Google は、セーフサーチが「オフ」や「ぼかし」でも、検索語句から露骨なコンテンツを探す意図があるかを判断して、望まない人に露骨な結果が出にくくしていると説明しています。
2. セーフサーチで除外されるもの
Google 検索セントラルによると、セーフサーチの目的は、ポルノを含む露骨な性的コンテンツ、ヌード、リアルな成人向けおもちゃ、性的指向を特定するデートサービスやエスコート サービス、暴力や残虐行為などの視覚的な描写を、検索結果から除くことです。露骨なコンテンツへ誘導するリンクやポップアップ、広告も対象です。
判定は、機械学習とさまざまなシグナルを使う自動システムが行い、ページ上やリンク内のテキスト・画像・動画も手がかりにします。また、露骨な表現を含むページは、セーフサーチの設定にかかわらず、リッチリザルトや強調スニペット、動画プレビューなど一部の検索機能の対象外になります。
自分のサイトが除外されているかの確かめ方
公式のトラブルシューティング ガイドは、検索演算子「site:」で自分のサイトを検索して表示を確かめ、次にセーフサーチを「フィルタ」にして表示されなくなれば、セーフサーチが有効な状態では除外される、という確かめ方を紹介しています。
露骨なページとそうでないページが大量にあるサイトは、露骨なページを別のドメインかサブドメインにまとめることがすすめられています。ページに「アダルト」と知らせるメタタグなどは、年齢確認の表示と、検索エンジンへのアダルトの知らせ方でくわしく説明します。
3. アダルトアフィリエイトと関係が深いスパムポリシー
スパムに関するポリシーには、さまざまな項目があります。ここでは、ASP の作品情報を使ったり、ページを自動で作ったりする作業と関係が深いものをまとめました。右の列は、この記事で考えた「気をつけたい場面」の例です。
| ポリシー | Google の説明(要約) | 気をつけたい場面の例 |
|---|---|---|
| 内容の薄いアフィリエイト サイト | 商品の説明やレビューを元の販売者からそのままコピーし、独自の内容や付加価値を加えずに、アフィリエイト リンクを含むコンテンツを載せる | ASP の作品説明を貼っただけのページ |
| 大量生成されたコンテンツの不正使用 | ユーザーを助けるためでなく、ランキング操作を主な目的に大量のページを作る。作り方は問わない | API や生成 AI で作品ページを大量に自動作成する |
| スクレイピング | 他のサイトのコンテンツを、独自の内容や価値を加えずに転載する。実質的な付加価値なしに、他のサイトの動画や画像を埋め込むだけのサイトも例に挙がる | サンプル動画や画像を並べただけのページ |
| キーワードの乱用 | ランキング操作の目的で、キーワードや数字を詰め込む | ジャンル名を不自然にくり返す |
このほか、利用者と検索エンジンに別の内容を見せる「クローキング」や、検索エンジンに見せたものと違う内容へ利用者を移す「不正なリダイレクト」、白い背景に白い文字のように人に見えにくくする「隠しテキスト」なども違反です。
付加価値のあるアフィリエイトとは
Google は、アフィリエイトに参加しているサイトがすべて内容の薄いサイトというわけではないとしています。よいアフィリエイト サイトは、価格、独自の商品レビュー、厳格なテストと評価、商品やカテゴリのナビゲーション、商品の比較などの追加情報を提供している、という説明です。ただし、見ていない作品の感想を作るのは体験談のねつ造です。何を書けるかは作品紹介記事の書き方で説明します。
生成 AI を使うとき
Google は、生成 AI はトピックの調査などに便利だとしつつ、ユーザーにとっての価値を加えずに大量のページを作ると、大量生成されたコンテンツの不正使用に当たる可能性があると説明しています。自動で作るときほど、正確さ・品質・関連性を優先するよう求めています。
4. 削除の対象が多いサイトの扱い
スパムに関するポリシーには、法律などにもとづく削除が多いサイトの順位を下げる決まりもあります。
- 有効な著作権侵害の削除通知が大量に届いたサイトは、同じサイトのほかのコンテンツの順位も下がることがある(著作権・肖像権とサンプル画像のルール)
- 児童性的虐待のコンテンツ(CSAM)は、見つかれば削除される。CSAM を多く含むサイトは、すべてのコンテンツの順位が下げられる
- 本人の同意なく作られたり共有されたりした露骨な個人的画像などについて、削除リクエストが大量に届くサイトは、すべてのページの順位が下げられる
どれも、法律や人の権利に関わる問題です。法律の面はアダルトサイトで守るべき法律で説明します。
5. 「手動による対策」を受けたとき
手動による対策は、Google の担当者がサイトのページを目で見て審査し、スパムに関するポリシーに準拠していないと判断したときに行われます。対策が行われると、Search Console の「手動による対策」レポートとメッセージで知らされます。サイトを作ったら Search Console に登録しておきましょう(Search Console についてはキーワードの選び方でも説明しています)。
対策の種類の1つ「価値のない質の低いコンテンツ」には、内容の薄いアフィリエイト サイトのページ、無断複製されたコンテンツ、誘導ページなどが含まれます。
解除してもらうには、影響を受けたすべてのページで問題を直してから、レポートで「審査をリクエスト」を選び、直した内容を書きます。再審査は、ほとんどの場合、数日から数週間かかります。
まとめ
セーフサーチは、利用者が露骨な検索結果を除くための設定で、18歳未満の可能性がある人には「フィルタ」が初期設定です。アダルトサイトの運営では、作品説明のコピーだけのページや、価値を加えない大量の自動生成ページを作らないことが大切です。違反の通知を見落とさないよう、Search Console に登録しておきましょう。
出典(2026年10月3日確認)
- Google 検索 ヘルプ「セーフサーチで Google 検索をより安全に」
- Google 検索セントラル「露骨な表現を含むコンテンツが掲載されたサイトに関するガイドライン」
- Google 検索セントラル「Google 検索の検索結果で、自分のサイトに露骨な表現が含まれると、誤って報告されている場合の対応」
- Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
- Google 検索セントラル「ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス」
- Search Console ヘルプ「[手動による対策] レポート」