読まれる記事の構成|Googleの「ユーザー第一のコンテンツ」と見出し・内部リンクの基本

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情報の確認日:2026年10月3日(規約・制度・法令の情報は、この日に公式サイトで確かめました)

同じ情報でも、並べ方しだいで読みやすさは大きく変わります。記事の構成とは、タイトル、導入、見出し、本文、まとめ、リンクを、どの順番でどう組み立てるかのことです。

この記事では、Google検索セントラルの「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」「SEO スターター ガイド」「リンクに関するベスト プラクティス」などをもとに、記事の構成の考え方をまとめました。検索の順位を約束するものではなく、読者に役立つ記事にするための基本です。

この記事は、ASP・サーバー会社・国などの公式の情報をもとにまとめたものです。規約や法律、報酬の条件は変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。

この記事の内容

  1. Googleの「ユーザー第一のコンテンツ」とは
  2. 記事の骨組みを決める
  3. タイトルと見出しの付け方
  4. 内部リンクで記事どうしをつなぐ
  5. 広告リンクの置き方
  6. 公開前のチェックリスト

1. Googleの「ユーザー第一のコンテンツ」とは

Googleによると、Googleの自動ランキングシステムは、検索順位を操作するために作られたコンテンツではなく、ユーザーにメリットをもたらすために作られた、有用で信頼できる情報を上位に表示するよう設計されています。そのうえで、自分のコンテンツを評価するための質問を公開しています。たとえば次のようなものです。

  • 独自の情報、レポート、研究または分析の結果を示しているか
  • ほかの情報源を参考にした場合、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示しているか
  • メインの見出しやページタイトルは、内容を要約して説明する有用なものか
  • 読み終わったユーザーが、目的を果たすのに十分な情報を得たと感じられるか

反対に、検索エンジンからのアクセスを増やすことを主な目的にしていないか、価値を加えずにほかの人の意見を要約していないか、といった質問に「はい」となる場合は、作り方を見直すべきだという警告だとしています。また、Googleが優先する文字数というものは存在しないとも書いています。

「誰が、どのように、なぜ」

Googleは、コンテンツを「誰が(作成したか)」「どのように(作成されたか)」「なぜ(作成されたか)」の観点で見直すこともすすめています。著者が誰かを明らかにすること、作成の大部分にAIなどの自動化を使う場合はそのことや使い方を説明すること、そして何より、人の役に立つために作ることを挙げています。E-E-A-T(エクスペリエンス、専門性、権威性、信頼性)の中では、信頼性が最も重要だとも説明しています。

2. 記事の骨組みを決める

書き始める前に、読者がだれで、記事を読んで何が分かるようになるかを決めます。Googleのスターター ガイドは、読者がそのトピックを探すときに検索しそうなキーワードを考えることもすすめています(くわしくはキーワードの選び方の記事で説明します)。

このサイトの記事は、次の順番で組み立てています。

部分 役割
PR表示 記事に広告が含まれることを、最初に知らせる
最終確認日 いつ確かめた情報かを示す
導入 何が分かる記事かを、2〜3段落で伝える
目次 見出しの一覧で、全体を見通せるようにする
本文 1つの見出しに1つの話題。表やチェックリストで整理する
まとめ 記事の要点を短くまとめる
参考にした公式情報 出典と確認日を示す

スターター ガイドは、長い文章は段落や章などに分け、全体を見通せるように見出しを付けるよう書いています。公開済みのコンテンツを確認し、必要なら更新することもすすめています。一方で、「ユーザー第一のコンテンツ」のページでは、内容を実質的に変えていないのに、新しく見せるためにページの日付を変えることが、見直すべき例に挙げられています。確認日は、実際に確かめ直したときだけ更新しましょう。

3. タイトルと見出しの付け方

Googleは、検索結果に表示するタイトル(タイトルリンク)を作るときに、<title>要素やページ内の見出しなどを使います。タイトルリンクについての公式の説明では、次のことがすすめられています。

  • すべてのページに、具体的でわかりやすいタイトルを付ける
  • 不必要に長いタイトルや、同じ語句のくり返し(キーワードの乱用)を避ける
  • すべてのページで同じ定型文を使わない
  • どれがページの大見出しかを明確にする(例:最初に目立つ<h1>要素に置く)

見出しやページタイトルが内容を誇張していないか、読者に強いショックや不快感を与えないかも、Googleが挙げる質問の一つです。アダルト向けの記事でも、タイトルと見出しは、中身を正確に表す言葉にしましょう。

見出しの数に、理想の数はないとGoogleは説明しています。見出しを意味のある順番にすることはスクリーンリーダーにとって素晴らしいことで、Google検索にとっては順番どおりでなくても問題ないとしています。読む人のために、h2の下にh3を置くなど、分かりやすい順番にしましょう。検索結果の説明文に使われることがあるメタディスクリプションは、そのページに固有で、要点を簡潔にまとめたものが質が高いとされています。

4. 内部リンクで記事どうしをつなぐ

Googleは、新しいページの発見のほとんどをリンクを通じて行っていて、リンクは、書いた内容の裏付けとなる別のコンテンツに読者をつなぐ点でも価値があるとしています。同じサイトの別のページへのリンク(内部リンク)については、関心のあるすべてのページに、同じサイトの少なくとも1つ以上の別のページからリンクがあることをすすめています。

リンクの文字(アンカーテキスト)は、具体的で、適度に簡潔で、リンク先の内容が分かるものにします。Googleは「こちら」「詳細」のような大雑把なものを悪い例に挙げ、リンクのすぐ隣にリンクを置かないこと、キーワードを詰め込まないことも求めています。1ページあたりのリンクの数に理想の値はありませんが、多すぎると感じるなら、実際にそうである可能性が高いとしています。

このサイトでは、入口の記事から各記事へリンクし、記事の終わりの「あわせて読みたい」で関係の深い記事をつないでいます。情報提供元の引用など、外部リンクを使うことでサイトの信頼性を高められるとも、Googleは説明しています。

5. 広告リンクの置き方

スターター ガイドは、広告はコンテンツを読む邪魔にならないようにし、ウェブサイトを使いづらくするような広告や、見たいコンテンツの前後に表示されるページ(インタースティシャル)は避けるよう書いています。

リンクに関して何かの形で支払いを受け取っている場合は、sponsored または nofollow でリンクを修飾するよう、Googleは求めています。広告や有料プレースメントのリンクには、今は rel=”sponsored” が推奨されています。ただし、ASPのリンクのコードを変えてよい範囲は、各社の決まりに従います。たとえばDLsiteは、リンクタグは常識的な範囲内(スタイル指定での装飾など)で変更できるとしつつ、aタグのhref要素は変更しないよう案内しています。PR表示については、ステマ規制とPR表示の記事で説明します。

公開前のチェックリスト

  • 読者と、記事を読んで分かることを決めた
  • タイトルは具体的で、内容を誇張せずに表している
  • 長い文章を見出しで分け、h2・h3を分かりやすい順番にした
  • ほかのページの写しではなく、自分で確かめた情報を足した
  • 関係する記事へ、内容が分かるアンカーテキストでリンクした
  • アフィリエイトリンクに、ASPの決まりの範囲で rel=”sponsored” を付けた
  • 記事の最初にPR表示を入れた
  • 確認日は、実際に確かめ直したときだけ更新する

まとめ

読まれる記事の構成は、読者を決め、導入・見出し・本文・まとめを分かりやすい順番に並べることから始まります。Googleは、検索順位の操作ではなく人の役に立つために作られた、有用で信頼できる情報を上位に表示するよう、システムを設計していると説明しています。タイトルと見出しは中身を正確に表す言葉にし、関係する記事を内容が分かるアンカーテキストでつなぎ、広告リンクにはASPの決まりの範囲で rel=”sponsored” を付けましょう。

出典(2026年10月3日確認)