年齢確認の表示と、検索エンジンへのアダルトの知らせ方|18歳未満への配慮とGoogleのラベル付け

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情報の確認日:2026年10月3日(規約・制度・法令の情報は、この日に公式サイトで確かめました)

アダルトアフィリエイトのサイトでは、18歳未満の人が見ないようにする配慮と、検索エンジンに「このページはアダルト向け」と知らせることの2つを考えておく必要があります。

この記事では、サイトに置く表示と年齢確認の画面の作り方、Google にアダルトのページだと知らせるラベルの付け方を、法律・サーバー会社と ASP の規約・Google 検索セントラルの公式情報をもとにまとめました。法律のくわしい説明は「アダルトサイトで守るべき法律」、セーフサーチのしくみは「Google検索とアダルトサイト」で扱っています。

この記事は、ASP・サーバー会社・国などの公式の情報をもとにまとめたものです。規約や法律、報酬の条件は変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。

この記事の内容

  1. 18歳未満への配慮について、法律と規約に書かれていること
  2. サイトに置く表示と、年齢確認の画面
  3. 年齢確認の画面を作るときの Google の注意
  4. Google に「アダルトのページ」と知らせる方法
  5. ラベルを付けるときの注意
  6. 公開前のチェックリスト

1. 18歳未満への配慮について、法律と規約に書かれていること

青少年インターネット環境整備法は、18歳に満たない人を「青少年」とし、「特定サーバー管理者」が自ら青少年有害情報を発信しようとするときなどに、青少年が見られないようにする措置をとるよう努めなければならない、と定めています(第2条・第21条)。これは努力義務で、措置の具体的なやり方までは条文に書かれていません。自分のサイトが当たるかどうかは、「アダルトサイトで守るべき法律」を読んだうえで、迷ったら弁護士に確かめてください。

サーバー会社の規約にも、この努力義務にふれたものがあります。たとえばカラフルボックスのレンタルサーバーサービス利用規約(第16条)は、措置の例として次の4つを挙げています。

  1. 18歳以上を対象とした情報を発信していることを、分かりやすく知らせる
  2. 閲覧者に年齢を入力させるなどの方法で、18歳以上の人だけが見られるしくみを整える
  3. 青少年にとって有害な情報を削除する
  4. 有害な情報の URL を、フィルタリングソフトの提供事業者に知らせる

同じカラフルボックスのアダルトサーバーの案内は、「年齢認証を設けない成人向けコンテンツ」を運営できないものに挙げています。決まりはサーバー会社ごとにちがうので、借りるサーバーの規約で確かめましょう(「アダルトサイトを置けるサーバーの選び方」)。

2. サイトに置く表示と、年齢確認の画面

上の措置の例をもとにすると、サイトに置くものとして次の2つが考えられます。

置くもの 内容の例
18歳以上向けだと分かる表示 「当サイトは18歳以上の方を対象としています。18歳未満の方はご覧いただけません。」のような文を、どのページでも見える場所(ヘッダーやフッターなど)に置く
年齢確認の画面 アダルトの内容を含むページを開いたときに年齢をたずね、18歳以上と答えた人だけが中身を見られるようにする

WordPress では、年齢確認の画面を出すプラグインを使う方法もあります(WordPress.org のプラグインディレクトリで「age verification」と検索すると見つかります)。入れる前に、次の章の Google の注意に合うかを確かめましょう。

また、ASP の規約には、一般に公開されていないサイトを承認しないと書いたものがあります。たとえば DMMアフィリエイト参加規約は、承認しない例に「運営サイトが非公開又は閲覧制限のある状態や、アクセスが規制され一般に公開されていない」を、ソクミルアフィリエイトのご利用規約は「サイトが一般に公開されていない」を挙げています。年齢確認の画面がこれに当たらないか迷うときは、申し込む前に ASP に問い合わせましょう。

3. 年齢確認の画面を作るときの Google の注意

Google 検索セントラルは、表示が必須とされるインタースティシャル(ページを覆って出す画面)の例に年齢確認を挙げ、できれば次のようにすることを勧めています。

  • 中身のページは残したまま、その上を画面で覆う形にする
  • 年齢確認のために、すべての URL を1つのページへ転送(リダイレクト)しない。そうすると Googlebot(Google のロボット)はそのページしか取得できず、ほかのページはすべて検索結果から消えてしまう
  • Googlebot には年齢確認を出さずに、中身をクロールできるようにする

露骨な表現を含むサイト向けのガイドラインでも、Googlebot が年齢制限に阻まれて中身を読めないと、検索順位が下がる場合があるうえ、サイト全体が露骨な表現を含むと判定されやすくなると説明しています。Googlebot かどうかはリクエストを確認して見分けます。Google は、アクセスが本当に Google から来たものかを確かめる方法も公開しています。

4. Google に「アダルトのページ」と知らせる方法

Google は露骨な表現を含むページを自動で見分けるしくみを持っていますが、サイト側から知らせる方法も用意しています。必須ではないものの、特定のページを確実にセーフサーチの対象にしたいときの実用的な手段だとしています。

方法 使い方
rating の meta タグ ページの <head> に <meta name="rating" content="adult"> を入れる。content="RTA-5042-1996-1400-1577-RTA" も同じ意味として認識され、どちらか1つで足りる
HTTP レスポンスヘッダー meta タグの代わりに、サーバーが返すヘッダーで rating を指定してもよい
動画サイトマップ いろいろな動画があるサイトは、露骨な動画だけ <video:family_friendly> を no にする
ドメインを分ける 露骨なページとそうでないページが大量にあるなら、露骨なページを別のドメインかサブドメインにまとめる

WordPress のような CMS で HTML を直接書きかえられないときは、CMS の検索エンジン設定などを使うか、ページの <head> を変更する手順を調べるよう、Google は案内しています。

5. ラベルを付けるときの注意

  • Google は、露骨な表現を含むすべてのページにこのタグを付けることを勧めています。
  • 露骨な描写のないページには付けません。このタグがあるページは、中身にかかわらずセーフサーチで除外されます。WordPress でサイト全体の <head> に入れると、運営者情報やプライバシーポリシーのページにも付いてしまうので、付けるページを選べる方法にします。
  • コメント欄で、確認なしに誰でも露骨な内容を投稿できる状態だと、サイトが露骨な表現を含むと判断される場合があります。
  • 分類が変わるまでには、最長で2〜3か月かかることがあります。

セーフサーチは、利用者が18歳未満の可能性があると Google のシステムが判断した場合、露骨な結果をすべてブロックする「フィルタ」が初期設定になります。サイトやコンテンツの性質を Google に伝えると、分類の精度が高まり、利用者の設定が適切に働くようになると Google は説明しています。自分のサイトが除外されているかの確かめ方は「Google検索とアダルトサイト」で説明しています。

6. 公開前のチェックリスト

  • 借りているサーバーの規約で、年齢確認や表示の決まりを確かめた
  • どのページでも、18歳以上向けのサイトだと分かる表示が見える
  • 年齢確認の画面は中身を覆う形で、すべての URL を1つのページへ転送していない
  • Googlebot が年齢確認に阻まれずにクロールできることを、Search Console の一般公開 URL テストで確かめた
  • 申し込む ASP の規約で、サイトの公開についての条件を確かめた
  • 露骨な表現を含むページにだけ、rating(adult)のタグを付けた
  • コメントを受け付けるなら、承認してから表示する設定にした

まとめ

18歳未満への配慮は、青少年インターネット環境整備法では努力義務とされていますが、サーバー会社の規約で年齢確認を求められることがあります。どのページでも18歳以上向けだと分かる表示を置き、年齢確認の画面は中身を覆う形にして、Googlebot が中身を読めるようにしましょう。Google には、露骨な表現を含むページにだけ rating のタグを付けて知らせます。年齢確認の画面が ASP の「公開」の条件に合うかも、申し込む前に確かめておきましょう。

出典(2026年10月3日確認)