ASPの規約違反でよくあること|アカウント停止を避けるために

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情報の確認日:2026年10月3日(規約・制度・法令の情報は、この日に公式サイトで確かめました)

アフィリエイトで報酬を受け取り続けるには、ASPの規約を守ることが前提です。規約に違反すると、登録の解除や報酬の没収などの扱いを受けることがあります。

この記事では、DMMアフィリエイト(FANZA)・DUGA・ソクミル・DLsite の規約と公式の案内から、禁止されていることのうちサイト運営で気をつけたいものと、違反したときの扱いをまとめます。規約の全文は、各社のページで読んでください。

この記事は、ASP・サーバー会社・国などの公式の情報をもとにまとめたものです。規約や法律、報酬の条件は変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。

この記事の内容

  1. 違反したときの扱い(各社の規約)
  2. 報酬のための不正な購入・クリック
  3. 登録していない場所への掲載と、IDの扱い
  4. 画像・動画・文章を決まりの外で使う
  5. 誤解させる表示と、広告の表示
  6. アカウント停止を避けるためのチェックリスト

1. 違反したときの扱い(各社の規約)

各社の規約には、違反があったときの扱いが書かれています。主なところは次のとおりです(2026年10月3日確認)。

ASP 規約にある主な扱い
FANZA(DMM) 禁止行為をした場合やその疑いがある場合、事前の通知なく、参加登録の解除、報酬の没収、報酬の一時支払い凍結、損害賠償請求などができる。没収する報酬の期間や範囲は、DMMの裁量で決める
DUGA 規約に違反した代理店について、サービスを停止する権利と、売上の支払いを拒否する権利がある。代理店の不正行為が分かった場合は、通告なく契約を解除し、すべての売上を没収する
ソクミル 禁止行為をした場合やその疑いがある場合、事前の通知なく、利用登録の解除、報酬の没収、報酬の一時支払い凍結、損害賠償請求などができる
DLsite 規約違反などに当たる、または当たるおそれがあると判断した場合、事前の通知なく、利用の停止、アカウントの停止・削除、成果報酬の支払の停止や消滅、契約の解除などができる

DMMとソクミルは、承認したあとも審査を行い、不適当と判断すれば登録を解除できるとしています。一度審査に通っても、その後の運営で判断が変わることがあります。

2. 報酬のための不正な購入・クリック

基本の禁止事項は、広告の目的から外れたやり方で報酬を得ることです。各社の規約には、次のような行為が挙がっています。

  • 自分でメールアドレスを作り、購入などをさせる「自己アフィリエイト」(DMM・ソクミル)
  • 購入などをした人に、独自のポイントなどの対価を渡すこと(DMM・ソクミル)
  • 「募金のため」「サイト運営のため」などの言葉で、購入などを求めること(DMM・ソクミル)
  • 第三者に成果の発生を頼むことや、botなどのツールで成果を発生させること(DMM)
  • 自分のリンクを連続して何度もクリックすることや、リンクを経由した架空の注文(DLsite)

DMMとDLsiteは、自分のリンクを通して自分で購入しても報酬は発生しないとしています。DLsiteは、第三者にリンクのクリックを頼んだりお願いしたりする内容を、サイトに載せてはいけない内容に挙げています。

3. 登録していない場所への掲載と、IDの扱い

アフィリエイトリンクは、申請して承認されたサイトに載せるのが基本です。

  • DMMは、登録したサイト以外のサイトやアプリ、メールマガジン、個人あてのメールやSNSのメッセージ(LINEなど)、PDFファイルや紙などに広告を載せて配ることを禁じています(DMMが認めた場合を除く)。報酬を得る目的で、リスティング広告などに出稿することも禁止です。
  • ソクミルは、登録サイト以外のサイトへの掲載と、メーリングリストへの投稿を禁じています。
  • DMMとソクミルは、アフィリエイトIDの譲渡・貸与と、申請していないサイトでのIDの利用を禁じています。
  • 同じ人がいくつも登録することについて、DLsiteは禁止し、DUGAは控えるよう求めています。DUGAは、届け出のない重複登録を見つけた場合、予告なく一方のIDを抹消するとしています。

DMMでは、X(旧Twitter)に広告を載せる場合も、Xのアカウントをサイトとして申請します。ほかの人のアフィリエイトリンクをコピーして載せていたり、アフィリエイトリンクを含む投稿をリポスト・引用リポストしていたりすると、「アフィリエイトIDを登録外のサイトでご使用されているため」として不承認になる例も挙げています。

4. 画像・動画・文章を決まりの外で使う

商品の画像や動画、説明文には、著作権などの権利がかかわります。使ってよい範囲はASPごとに決まっています。

  • DMMは、許可された画像だけを使うよう求めています。提供しているバナーや商品のパッケージ画像は、拡大・縮小のみ変更でき、切り抜くことや何かを加えることはできません。女優一覧ページの顔写真は、著作権や肖像権に違反する可能性があるため使えません。
  • DMMは、各作品の「商品紹介文」や「ユーザーレビュー」は、著作権保護のため使えないとしています。
  • DMMの無料サンプル動画は、切り抜きやキャプチャができるのが一部のメーカーに限られ、テキストを重ねるなどの編集はできません。こうした行為が見つかった場合は、規約に沿って参加登録の解除などの措置をとる可能性があるとしています。
  • DLsiteは、作品の画像の改変を禁じています(縦横比を保った拡大・縮小は可)。商業コミックフロアの画像は、ダウンロードして使えません。
  • ソクミルは、紹介に使う画像を、許諾したものに限っています。アフィリエイトを終えたメーカーについて、ダウンロードして使っている広告素材を速やかに削除するよう求めたお知らせもあります。

権利のくわしい話は「著作権・肖像権とサンプル画像のルール」でまとめています。

5. 誤解させる表示と、広告の表示

  • DMMの参加規約は、景品表示法の不当な表示に当たらない範囲で広告することと、「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった文言で広告だと分かる表示をすることを必須にしています。DMMが不適当と判断した表示は、修正を求められたら直ちに直さなければなりません。
  • DUGAは、2023年10月1日から始まったステルスマーケティングの規制について、不当表示とならないよう代理店に協力を求め、規約にもとづいて契約を解除する場合があると知らせています。
  • DLsiteは、表示や文言のチェックは行わないとしたうえで、景表法などの法令違反に当たった場合は報酬の対象外になるとしています。
  • DMMは、DMMがサイトを運営していると誤解させるサイト名や説明文、DMMがサイトを保証しているように誤解させる表現を禁じています。DLsiteも、DLsiteが取引を代理・保証するかのような内容をサイトに載せないよう定めています。

広告の表示のくわしい決まりは「ステマ規制とPR表示」を見てください。

6. アカウント停止を避けるためのチェックリスト

規約は変わることがあります。DMMは変更の内容と効力が生じる時期を事前に知らせるとし、DUGAは規約のページを変えた時点で有効になると定めています。DLsiteは、変更を事前に知らせた場合、効力が生じたあとにサービスを使うと、変更に同意したものとみなします。また、DLsiteは問い合わせに1か月以上答えない場合も措置の対象に挙げ、DMMは広告を載せた画面の開示を求められて応じないと報酬を没収されることがあるとしています。ASPからの連絡には早めに対応しましょう。

  • 自分のリンクから自分で買ったり、人に頼んで買ってもらったりしていない
  • 購入した人に、特典やポイントを渡していない
  • 「サイト運営のため」などの言葉で、購入をお願いしていない
  • 承認されたサイトやアカウントだけに、リンクを載せている
  • アフィリエイトIDを人に貸したり、ほかの人のリンクを使ったりしていない
  • 許可された画像・動画だけを、決められた範囲で使っている
  • 商品紹介文やレビューを写していない
  • 「広告」「PR」などの表示を、見て分かる場所に入れている
  • ASPからの連絡に返事をしている
  • 規約の改定日を控え、変わったら読み直している

まとめ

ASPの規約に違反すると、事前の通知なく、登録の解除や報酬の没収などの扱いを受けることがあります。自分での購入や特典づけ、登録していない場所への掲載、決まりの外での画像の加工、誤解させる表示は、各社の規約で禁じられています。規約は変わるので、改定日を控えてときどき読み直し、ASPからの連絡には早めに答えましょう。

出典(2026年10月3日確認)