WordPressテーマの選び方|アダルトサイトで使えるかを利用規約で確かめる方法

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情報の確認日:2026年10月3日(規約・制度・法令の情報は、この日に公式サイトで確かめました)

WordPress のテーマは、WordPress 本体を変えずに、サイトの表示のしかたを変えるためのものです。アダルトアフィリエイトのサイトに使うなら、デザインや機能を比べる前に、そのテーマをアダルトサイトで使ってよいかを確かめておきましょう。

この記事では、テーマのライセンスと利用規約の読み方、5つのテーマの規約に書かれていること、テーマの紹介プログラムの確かめ方を、各社の公式ページをもとにまとめました。テーマどうしの良し悪しを比べる記事ではありません。

この記事は、ASP・サーバー会社・国などの公式の情報をもとにまとめたものです。規約や法律、報酬の条件は変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。

この記事の内容

  1. ライセンス(GPL)と利用規約の両方を読む
  2. 規約で探す言葉と、見る場所
  3. 5つのテーマの規約に書かれていること
  4. テーマの紹介プログラムの決まり
  5. 規約のほかに確かめたいこと
  6. テーマを選ぶ前のチェックリスト

1. ライセンス(GPL)と利用規約の両方を読む

WordPress は、GPL(GNU General Public License)というライセンスで公開されています。WordPress.org は、GPL が守る自由の1つに「どんな目的に対してもプログラムを実行できる自由」を挙げ、テーマやプラグインも GPL を受け継ぐと考えていると説明しています。

一方で、この記事で取り上げる5つのテーマは、どれも利用規約を公開していて、使い方の条件やサポートの範囲などを決めています。PHP ファイル以外を別のライセンス(スプリットライセンス)にしているテーマもあります。テーマを選ぶときは、ライセンスの書き方と利用規約の両方を読みましょう。

2. 規約で探す言葉と、見る場所

決まりは「利用規約」だけでなく、「よくある質問」や商品ページに書かれていることもあります。たとえば AFFINGER は、アダルトサイトについての答えを「よくある質問」に載せています。3つとも開いて、次の言葉を探しましょう。

探す言葉 見るところ
アダルト・風俗 使ってよいか、だめかが直接書かれているか
ジャンル 「どのようなジャンルのサイトでも」などの書き方があるか
公序良俗・法令 禁止事項にどう書かれているか
ライセンス・GPL 全部のファイルが GPL か、別のライセンスの部分があるか
アフィリエイト・パートナー テーマを紹介して報酬を受け取るしくみと、その条件

規約に「アダルト」という言葉がないこともあります。そのときは、使ってよいと決めつけず、テーマの提供元に問い合わせて確かめます。規約は変わることがあるので、確かめた日と答えを控えておきましょう。

3. 5つのテーマの規約に書かれていること

Cocoon・SWELL・JIN:R・AFFINGER・THE THOR について、公式ページの書き方を抜き出しました(2026年10月3日確認)。

テーマ(提供元) サイトの内容についての書き方 ライセンスの書き方
Cocoon(エックスサーバー株式会社) 利用規約の禁止事項に「公序良俗に反する行為やそのおそれのある行為、またはそれを助長する行為」。規約に「アダルト」という言葉はない 「100%GPL」
SWELL(株式会社LOOS) 利用規約に「利用者は、本テーマをどのようなジャンルのサイトでも利用できます。」 全ファイルに GPL が適用される
JIN:R(株式会社CROOVER) 利用規約に「アダルト」「公序良俗」という言葉はない 「100% GPL」
AFFINGER(株式会社オンスピード) よくある質問に「風俗・アダルトサイトへの制限もとくにございません。」。AFFINGER7 の商品ページに「法律及び公序良俗に反しない範囲であれば制限はございません。」 「PHPファイルを除くファイルはスプリットライセンス」
THE THOR(フィット株式会社) よくある質問に「使用が禁止されているジャンルはありません。」。利用規約の禁止事項に「当テーマを使用し、法令・公序良俗に反するコンテンツを作成する行為。」 「GPL互換ライセンス」。画像や CSS などの知的財産権は同社などに帰属

AFFINGER や THE THOR のように、法令や公序良俗に反しないことを前提にした書き方もあります。サイトの中身が法律に合っているかは、自分で確かめる必要があります(「アダルトサイトで守るべき法律」)。

反対に、アダルトサイトでの利用を禁止しているテーマもあります。たとえば無料テーマの WP-TempNate は、禁止事項に「違法サイト・アダルト系・宗教の使用」「アフィリエイト・金融・出会い系は禁止」を挙げています。

4. テーマの紹介プログラムの決まり

テーマを紹介して報酬を受け取れるプログラムを用意しているテーマもあります。間に ASP(アフィリエイトの仲介会社)が入る場合は、テーマの提供元の決まりと ASP の規約の両方が関わります。

  • SWELL:プログラムは会員サイトのマイページから見る形で、その URL や詳細を第三者に開示することは、利用規約で禁止されています。条件は購入後にマイページで確かめます。
  • JIN:R:購入者限定で、ASP は「もしもアフィリエイト」です。もしもアフィリエイトのよくある質問は、「アダルト系メディアでも登録できる?」に「公序良俗に反しているメディアは登録できません。」と答えています。
  • AFFINGER7:アフィリエイトはインフォトップで行います。インフォトップの利用規約は、アフィリエイターが満たしていると約束する事項に「公序良俗に反するサイトを運営していないこと」を挙げています。
  • THE THOR:「販売パートナー」を募集していて、お問い合わせフォームから申し込みます。

アダルトサイトが「公序良俗に反する」に当たるかどうかは、これらの文には書かれていません。アダルトサイトでテーマを紹介したいときは、申し込む前に、テーマの提供元と ASP の両方に確かめましょう。

5. 規約のほかに確かめたいこと

  • 入手先:WordPress.org は、テーマを信頼できないところから入手せず、公式ディレクトリか、よく知られた信頼できる会社からにするよう勧めています。JIN:R は、第三者から再配布を受けた人をサポートの対象外としています。
  • 動作環境:テーマごとに、対応する WordPress や PHP のバージョンが決まっています(例:JIN:R は WordPress 6.0 以上・PHP 7.4 以上)。借りるサーバーと合うかを確かめます。
  • 使えるサイトの数:SWELL・JIN:R・THE THOR は、自分のサイトなら複数に使えると書いています。AFFINGER は「ユーザー様(個人)単位」で、同じ商品を複数の人で使うなら人数分の購入が必要です。
  • 返金:SWELL・JIN:R・THE THOR の規約は、購入後のキャンセルや返金はできないとしています。
  • 更新:WordPress.org は、サイトを安全に保つためにテーマを最新にするよう求めています。子テーマを使うと、親テーマを更新しても自分の変更を失わずにすむ、と公式のテーマハンドブックは説明しています。

6. テーマを選ぶ前のチェックリスト

  • 利用規約・よくある質問・商品ページの3つを読んだ
  • 「アダルト」「ジャンル」「公序良俗」「ライセンス」の書き方を確かめた
  • はっきりしない点は提供元に問い合わせ、答えと日付を控えた
  • 動作環境が、サーバーの PHP と WordPress のバージョンに合う
  • 使えるサイトの数と、返金の決まりを確かめた
  • 公式サイトか、WordPress.org の公式ディレクトリから入手する
  • テーマを紹介するなら、紹介プログラムと ASP の規約でアダルトサイトの扱いを確かめた

まとめ

テーマをアダルトサイトで使ってよいかは、ライセンスだけでなく、利用規約・よくある質問・商品ページの書き方で確かめます。「アダルト」「ジャンル」「公序良俗」の言葉を探し、はっきりしなければ提供元に問い合わせましょう。テーマを紹介して報酬を受け取りたいときは、紹介プログラムと、間に入る ASP の規約の両方を読みます。規約は変わるので、確かめた日を控えておきましょう。

出典(2026年10月3日確認)